心のモヤモヤの時代。

コロナ禍での心の状態

コロナ禍の中で、人の心のバランスが大きく乱れています。

人の心のタマス(惰性)やラジャス(動性・激動)が高まっている傾向が強い今。

前回オージャスについてでもお話しましたが、

改めてそれぞれ、どんな状態か読み解いていきます!

ご自身の心の毒素チェックはもう済んでいますか?一緒にチェックしましょう〜!

  1. タマス(惰性・無知)
  2. ラジャス(動性・激動)
  3. 世界で見た今
  4. 何が理想なのか

タマス(惰性・無知)

タマスが高っている状態とは、不活性で常にやるきのない状態。

そして、自分の利益のために他人を傷つけても平気で、貧欲、短気。

食事は加工食品や、簡単に食べられるようなコンビニ食など栄養価の低いものを好んで食べようとします。

書いていて思ったのは、ネズミ男のようなかんじ。


ラジャス(動性・激動)

ラジャスが高まってくると、感情に左右されたり、休まずにエネルギーを消耗したりします。

そして、エゴが強くなり、自分を認めてほしい欲が高まり、誰かと比較したり、かまって欲しくなったり、妬み、恨みの感情を持ちます。

攻撃的な面もあります。


世界で見た今。

日本のみならず、世界的にみてもそういった二つの傾向が強まりつつある今。

差別主義というのも増えてきています。

アメリカではアジアンヘイト、ヨーロッパではイスラムヘイト、日本では外国人に対しての差別の増加。

最近ニュースでも上がったように、保健所が言葉足らずなのか、外国人とは食事をしないように。という指示を出したところがあるそうで。

私個人の話にはなるのですが、旦那はフランス人=外国人なので、ショッキングでした。

また、インド株と言われる変種株により、インドレストランでも差別的な声を受けることが多いそう。(日本にずっと滞在しているのにも関わらず。)

差別は国籍のみならず、年代の中でも広がっていますよね。。

そういった不安からくる怒りや、他人を傷つける行為は

このラジャス、タマスが大きく影響しています。

それに対し、どのように気持ちを持っていけばいいのか。

それが気になるところですよね。


何が理想なのか

アーユルヴェーダでいう、理想はサットヴァという純粋性を高まる状態です。

これを高めていくと、タマス・ラジャス・サットヴァのトリ・グナ(心の性質)がバランスが整うようになり、

執着心から解放されたり、常に今に満足をする(小さなことにも幸せを感じられる)、他人の目線を気にしない、過剰な欲望が生まれなくなります。

大半の人がそういう気持ちでいられたら、きっと差別などもなくなっていくのだと思います。

私、平和主義だから!自分だけ平和ならいい。っと、何もしないというのは、惰性のタマス。

全ておかしいことを、改善させたい!暴動!というのも、激動のラジャス。

心の純粋性に気づくには、自分自身が癒され、心が穏やかで、内なる声を聞ける状態でないといけませんが

怒りや不安、を感じた時は、まず何でそう思うのか。

と、深いところの自分の声に気づいてあげることじゃないでしょうか。

そして、そういったコントロールを常に行なっていくことを習慣すること

それを、自分の大切な人に伝えていくことが今現在、必要な繋がりだと思います。

どんな時代でも、差別は起きてしまいますが、他人を受け入れるというということを繰り返し

いつかは、差別のない世の中になって欲しいですよね。

心のバランスが取れた人ができることは、大きな海となって、混乱の中にいる人たちを、浅瀬まで運んであげることです。

それができるのは、あなたかもしれません。✴︎

投稿者: Mona

アーユルヴェーダセラピスト。 心身を健康に、一人一人にあった幸せを。

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